STAFF'S VOICE

スタッフの声

ラナ・マガル・ヒマール・クマル

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──長谷金属ではどのような業務を担当していますか?

現在はCADが専門です。特に「作図」の工程を担当しています。私はCADチームでは一番の新人(2024年7月時点)です。
お客様から受け取った立体図面をもとに、複数の平面パーツに分解し、CADデータに変換する作業が作図の業務です。

他にも研修の一環で、納品された材料のチェック業務も定期的に行っています。

──母国ネパールで学んでいたことは何ですか?

ネパールで最も大きい大学である、トリブバン大学(Tribhuvan university)のプルチョークキャンパス(Pulchowk campus)で学びました。
専門は「機械工学」です。設計、製造工程 を中心に、経済学なども学びました。

──日本の長谷金属株式会社が、海外のエンジニアの求人を行っているということを知ったきっかけは何ですか?

大学卒業後はネパールの会社で働いていたのですが、外国で働きたいという気持ちがありました。

日本の企業とネパールのエンジニアを繋ぐ「ジャパール」という人材紹介会社を知った私は、ジャパールに連絡し、3回の面接を経て、長谷金属からのオファーをいただきました。

──なぜ、長谷金属で働きたいと思ったのですか?

どういった会社なのかを調べているうちに、板金加工だけ、機械加工だけ、などではなく、一社で様々な工程を行っているということを知って魅力を感じたのです。

金属加工会社は「同じ種類の部品ばかりを作る」という印象を持っていましたが、長谷金属は違います。様々なお客様からの依頼にあわせ、様々なものを作る会社だと理解できました。
それは自分にとって大きな学びになると思いましたし、何より面白そうだと感じ、長谷金属を志望しました。

──日本語はどのように学びましたか?

母国語であるネパール語に加え、英語は大学の頃に学んでいました。日本語を学び始めたのは長谷金属への入社が決まってからです。5ヶ月間しっかり学びましたが、日本語は難しくて覚えるのが大変でした。

ジャパールでは日本語を勉強するプログラムがあり、エンジニアは自己負担なしで受けることができるので、毎週1回受講しています。プライベートの時間にも、Youtubeやポッドキャストの日本語学習プログラムを視聴し、学んでいます。

今では徐々に日本語でのコミュニケーションが取れるようになってきました。
長谷金属は優しい先輩ばかりなので、とても助かっています。

──これからどのような技術を習得して、どのようなエンジニアになりたいですか?

現在はOJT(On the Job Training)の期間中なので、先輩の監修の元、とにかく仕事をやってみるという姿勢を大事にしています。わからなかったことは積極的に質問し、教えてもらうことで新しい学びを得ています。
入社直後は先輩の仕事を見ているだけでしたが、今は、先輩にチェックしてもらいながら比較的簡単な作業などを任せてもらえるようになりました。

長谷金属は1社で様々な工程を行い、一貫生産が可能な会社ですし、工程それぞれに大きな意味があると感じています。
ですので、これから先はCADにとどまらず様々な工程を経験し、仕事を任される様になりたいです。
そして将来的には、加工プロセスの幅広い知識を持つプロのエンジニアになるだけでなく、自分自身の意思決定でチームを牽引できるリーダーとなって、そのチームでこれまでに会社がチャレンジしたことのない「新しい仕事」をしてみたいですね。