STAFF'S VOICE

スタッフの声

課長職4名(前半)

【第1工場】レー・ヴァン・ティン(2016年6月入社)
【第2工場】木下 侑哉(2012年8月入社)
【第3工場】尾崎 貴浩(2016年8月入社)
【営業 / 第4工場】中江 久弥(2009年4月入社)

課長の業務内容

──管理職としてのお仕事の内容について、概要を教えてください。

《中江》私はお客様からご依頼を受けて納品をする立場なので、比較的にお客様との距離が近いポジションです。「営業」の側面が強いですね。
普段は事務所にて受注管理を行っていることが多いのですが、納品する立場として第4工場の方に居ることもあります。ここでは組立・ピッキングを主に行っており、また、最終的な納期管理も行っています。

ほかの3名は、各工程を管理する課長です。
第1工場はティン、第2工場は木下、第3工場は尾崎が担当しています。いわゆる「工場長」というイメージに近いでしょうか。
課長職の3名は全員、第1工場の板金加工から、第4工場の組立・ピッキングまで、一通りの業務を経験しています。
それはつまり、互いの工程に対する理解がじゅうぶんにあるということです。そのため、自分が担当の工場だけではなく、他の工程の管理にも携わることができます。

《尾崎》技術者は皆、第1工場から第4工場まで各々の持ち場が決まっているのですが、それ以外の工程間のヘルプにも毎日のように対応しています。
毎朝、管理職同士で進捗の確認を行い、遅れが生じている工程があれば、課長が人員をアサインしてヘルプに行く、という連携の仕組みができています。
それぞれの技術者が互いに応援・支援をし合っているようなイメージです。

一貫生産体制

──材料の調達から加工、塗装、組立まで一貫して行える生産体制こそが、長谷金属における「お客様にとっての有益性」だと思います。この体制について、「作り手」として感じる強みや面白さなどはありますか?
また、「超特急」のご依頼を実現するために取り組んでいる工程間の連携についても、お聞かせください。

《中江》社内で一貫して生産できるということは、つまり、製造の一部を外注する必要がないということです。
私たちが提供している「超特急納品」に関していうと、外注を要する体制の場合、このようなサービスの実現は難しいでしょう。
仮に、外注先の協力のもとでそれが実現できたとしても、製造中に急な仕様変更が生じた場合などには、どうしてもお客様に納期を延ばしてもらわざるを得ません。
しかし、そういった急な変更にも、私たちは社内ですべての調整が可能です。まさに工程同士の「阿吽の呼吸」で、いかなる注文にも対応が可能であることは、弊社ならではの強みだと思います。

「面白さ」という点では、営業目線の話になってしまいますが、製品に対して「特急納品」という付加価値がつけられる部分は面白いところですね。
特急納品を求めているお客様は、困っていたり不安な気持ちの状態である場合が多いです。当然、見積もりは上がってしまうのですが、希望の納期に納品することでお客様が喜んでくれますし、リピーターにもなってくれます。弊社の強みがお客様の課題解決に貢献できた、という点が非常に嬉しく、面白いところです。

《木下》「超特急納品」というのはあくまで、弊社が提供するサービスの一つです。一般的な納期の製品を多く受注し、製造を進めている中で、私たちは特急の依頼にも対応しています。
そのような場合は課長同士で協議し、普段よりも綿密に製造スケジュールを組んで対応します。
たとえば私は第2工場で溶接を担当しているのですが、前工程の第1工場で板金加工を済ませたあと、すぐさま溶接に取りかかれるよう体制を整えておきます。溶接後は即座に第3工場へと進め、後工程の塗装にもすばやく着手してもらわなければなりません。そういった点で、各工程間の強い連携が必要となるのです。
先に中江が話した通り、課長はすべての工程を経験して理解しているので、速やかに対応できます。